【税理士の集客方法】ホームページで「差別化」する5つのポイント

[記事公開日]2017/02/12
[最終更新日]2017/05/14
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税理士の集客のための差別化

「税理士なんてやる仕事は同じだから差別化なんてできませんよ」と言われることがよくあります。

確かに大きな意味で税理士の仕事と見ると「同じような業務」なのかもしれませんが、他の税理士さんと「全く同じ業務」ということはないですよね。

どこか違う点は必ずあります。

そこが「差別化」になるのです。

それでは具体的にどのような点が差別化になるのかをわかりやすくご説明したいと思います。

(税理士の集客に関しましては『税理士の集客方法を徹底解説します!』をご参照下さい)

 

「差別化」とは

差別化差別化をすると聞くと「うちはどこでもやっている業務しかないから・・・」と思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、差別化という特別な仕事をすることだけではありません。

例えば、あなたが淡路島出身だとします。

これだけでも差別化はできます。

つまり淡路島出身者以外の人と比べると、あなたは「淡路島出身者」という差別化ができるのです。

淡路島出身の会社社長や毎年夏は淡路島で過ごす個人事業主の人にとっては、あなたと共通点を感じるかもしれません。

人間は何か共通点があると「仲間意識」が生まれると感じたことがある人も多いと思います。

これが差別化なのです。

差別化は掛け算です。

「出身地」や「趣味」など、いろいろな共通点が出来るとさらに親しみを感じる可能性が高くなります。

ですから、あなたの事務所やあなた自身のいろいろな情報を提供して差別化をしていきましょう。

 

「差別化」をする前の注意点

まずホームページであなたの事務所の差別化を考える前にいくつかの注意点があります。

どのように差別化をするかを注意しなければ、逆効果になってしまう可能性もあります。

それでは、どのような点に注意しなければいけないのかをご説明したいと思います。

 

「言葉」だけでは差別化できない。

具体的に差別化するホームページを拝見していると「話しやすい性格です!」や「ITに強い税理士です!」といったキャッチコピーを拝見することがあります。

このキャッチコピーを見て「そうか、この税理士さんは話しやすそうだな」と思う人は少ないと思います。

何故でしょうか?

それは「何故、話しやすいと言えるのか」が想像出来ないからです。

同じように「ITに強い税理士」と言われても、「どんなことに強くて、依頼した場合にどんなメリットがあるのか」が具体的に想像出来ないのです。

つまり、「どのように話しやすいのか」「ITに強いということは、どういったことなのか」を具体的に示す必要があるのです。

例えば「顧問先の方からは『先生』とは呼ばずに『さん』付けで呼んでもらっています」や後述します地域や趣味に関することを書く事で、「さん付けの税理士さんって話しやすそうだな」とか「あ、この人同じ出身地だ!」とか「海釣りが好きだったら、太刀魚釣りの話とかできそうだな」といった具合に、「話しやすそうな税理士」というイメージがわいてくると思います。

 

顧客目線で考える。

顧客目線「年商5000万円以下の会社に特化した税理士」というようなキャッチコピーを拝見することもあります。

大手ではなく、中小企業に特化した税理士さんということだと思います。

私自身でも会社を経営しているのですが、年商5000万円以下です。

実際に年商5000万円以下ではあるのですが、会社経営者として自分の会社を「年商5000万円以下の会社」と定義されるのはあまり良い気分ではありません。

「ああ、私の会社は年商5000万円以下だから、この税理士さんにお願いしよう」とは思わないかもしれません。

同じように「中小零細企業」というような呼ばれ方も、(事実ではあるのですが)あまり気持ちが良いものではありません。

「年商1000万円以下から5000万円を目指したい!という会社と一緒に頑張りたい税理士」というキャッチコピーであれば、「うちも5000万円以上にしたいし、一緒になって頑張ってもらえそうな税理士さんだな」と思うかもしれません。

あまり神経質になる必要はありませんが、常に顧客目線で書くということは非常に重要なことだと思います。

 

「差別化」の5つのポイント

差別化といっても「相続税受注件数地域ナンバーワン」のような得意分野のアピールだけではありません。

なんでも差別化は出来るのです。

前述しましたように「具体的」に「顧客目線」で差別化することに注意しながら、どんな差別化が出来るのかを考えてみましょう。

 

【差別化ポイント1】地域

趣味地域といっても、いろいろな地域があります。

あなたの事務所がある場所も「地域」です。

大阪にあれば、大阪以外の事務所と比べて差別化になります。

事務所の所在地以外にも、出身地や学生時代に過ごした場所、好きな場所、縁がある場所など、あなたに関するいろいろな地域の情報を書くことで差別化が出来ます。

単に「○○出身です」だけではなく「○○の海の近くで育ったので、小学校の頃は毎日学校帰りに友達を自転車の後ろに釣り竿を乗せて釣りに行っていました。」のように具体的に書けば書くほど良いと思います。

 

【差別化ポイント2】年齢

年齢も共感を感じる大きな要素です。

特に自分と近い世代の人達は子供の頃に流行したものや聞く音楽なども近い場合が多いので、共感を感じる可能性が高いと言えます。

ある程度年齢をいかれている税理士の先生の方が信頼できそうと感じる人もいると思います。

どの年齢層であっても差別化はできるのです。

 

【差別化ポイント3】顧問先

顧問先現在、どのような顧問先があるかも差別化出来るポイントです。

例えば、「ネットショップをやっている人が多い」と聞くと「うちもネットショップをやっているから、いろいろ相談出来そうだな」と感じるかもしれません。

また、「不動産関係の会社が多いので、○○や××といった点には特に重点を置いてサポートしています」のようなアピールも良いと思います。

「お客さまの声」として、顧問先から写真やコメントをもらえればさらに良いです。

 

【差別化ポイント4】経験

経験経験にもいろいろありますが、仕事に関することでも、プライベートなことでも良いと思います。

仕事に関する事であれば「相続税案件で通算300件以上申告実績があります」というような実績は大きな差別化になります。

プライベートに関してでも「前職は警察官で、働きながら税理士の勉強をしていました」とか「税理士になる前に飲食店を経営したことがある」や「大学卒業後3年間引きこもりでニートでした」というような経験も差別化になると思います。

プラスのイメージばかりではなく、一見マイナスと思えるような経験でもアピールすることでプラスの差別化が出来る場合もあります。

 

【差別化ポイント5】趣味

申請をチェック「個人的な趣味なんて仕事と関係ないでしょう」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

先程ご説明しましたように、「共感」を感じてもらう場合、同じ趣味ということは大きなポイントになります。

例えば「税理士なんて誰にお願いしても同じだから料金で比較しよう」と思っているAさんがいるとします。

いろいろ探した結果、甲事務所と乙事務所が候補に残りました。

甲事務所は月額20,000円、乙事務所は月額19,000円です。

実は、このAさんは大の日本酒好きで全国の地酒を取り寄せる趣味があります。

甲事務所のサイトには税理士のプロフィールに「最近地ビールに凝っていて、これからどんどん地域の地ビールを飲んでいきたいと思っています」と書かれていました。

この場合、Aさんは月額顧問料が1,000円安い乙事務所に申し込むでしょうか。

もちろん、乙事務所に申し込むかもしれませんが、1,000円の違いだったら高くても甲事務所に申し込むかもしれません。

「税理士なんて誰にお願いしても同じだから料金で比較しよう」と思っていても、実際には趣味が近そうな甲事務所の税理士に共感を感じて、高い顧問料の甲事務所に申し込む可能性もあるのです。

 

まとめ

まとめいかがでしたでしょうか。

差別化というと「他社に負けないアピールポイント」を思い浮かべる人も多いかと思いますが、実際にはいろいろな差別化があることがご理解頂けたかと思います。

差別化というのは「他社と競争するための武器」ではなく「あなた自身をアピールする手段」なのです。

税理士の場合、特に「あなた自身がどんな人なのか」で顧問を依頼するかどうかを決める場合も多いと思います。

あまり気負わずに、あなた自身がどんな人間なのかをアピールすることが最大の差別化になると言えると思います。